

まあるい地球コンサートVol.3 2012
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●日本特殊陶業市民会館 2012年10月20日(土)
ゲスト:南こうせつ,伊勢正三,山本潤子,神部冬馬
●メッセージをいただいた方 外務大臣 玄葉光一郎
環境大臣 長浜博行
俳優・作家・歌手 荒木一郎
ギター、ウクレレ弾き語り/パスカルズ 知久寿焼
金沢大学准教授(地域創造学) 香坂玲
IUCN事務局長 ジュリア・マートン・ルフェーブル
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イルカ |
2010年、「生物多様性条約第10回締約国会議」COP10が愛知・名古屋で開かれた会期中にこのコンサートは始まりました。 |
イルカ制作手描き&ろうけつ |
「いのちの共生を、未来へ」をテーマに開催されたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)から2年、東日本大震災を経験した私達は、大きな犠牲とともに自然との共生の大切さを心に刻み、持続可能な社会、文明のあり方について世界と共に答えを見いだしていきたいと願っています。
2020年までに生物多様性の損失を止めるために効果的かつ緊急の行動を起こすことを掲げた世界全体の戦略(愛知目標)、その達成に向けた「国連生物多様性の10年」はその大切なステップです。
9月のI UCN総会では、イルカさんの歌声が、参加者を通じて世界中にしっかりと届いたことと思います。今晩、再び名古屋の空に自然と共に生きる力強いメッセージが響くことを期待しています。
2010年10月、ここ名古屋で開催された生物多様性条約(CBD)第10回締約国会議(COP10)で、生物多様性を守るための世界目標"愛知目標"が採択されました。
IUCN親善大使のイルカさんは、この愛知目標の達成に向け、多くの主体の参画と連携を促進し具体的な行動を推進する「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」のメンバーとしてもご活躍いただいています。
UNDB-Jでは、推奨事業の認定や地域セミナーの開催など活動を本格化しているところです。
人と自然が共生する世界の実現に向け、取り組みの輪を広げていくために、今後もイルカさんのご活躍を心から期待しています。
個人という考え方を僕はあまり重んじない。人間は一人で生きるものではなく、他の人や色々な素材と一緒に生存しているからだ。
自分という言葉の意味は、個人ではなく、己を含めた環境と考えている。 自分の人生を良くしたければ、環境を整えなければダメだと人には言う。自分とは、その人の持っている環境の大きさ、美しさに他ならない。
つまり、幸せに生きたいと思うなら、その人の持つ環境を良くして行けばいいって事だ。
ここ20年ちょい、ツノゼミっていうミリ単位の小さめの虫を追っかけて東南アジアにちょこちょこ出かけてます。
小さな生き物たちがいるから、ぼくらもこうして生きてられるんだと思います。
イルカさんこんどぼくにも何か手伝わさせてくださいね!
イルカさんは、歌手や絵本作家の他に、IUCNの親善大使、「いきもの応援団」として、環境の分野でも強力な助っ人でもあります。 |
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今年のイルカさんのコンサートは、2010年10月に第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)が開かれた名古屋で「国連生物多様性の10年」を祝う三度目のコンサートとなります。
日本のIUCN親善大使として、日本が未だ困難な状況にあるなか、歌や啓発イベントを通してIUCNの取組を広く伝えてくださっているイルカさんに心よりお礼を述べたいと思います。
ご存じの方も多いかと思いますが、本年9月6日から15日に韓国済州島でIUCNの世界自然保護会議を開催致しました。会議場では、全世界が直面している喫緊の環境・開発課題について各国政府、公共セクター、非政府団体、企業、国連機関、社会団体によって活発な議論が交わされ、解決案が形成されました。イルカさんのIUCN親善大使の任期を二年間延長する調印式も本会議中に執り行われました。Nature+コンサートでは日本語と韓国語で自然を守ることの大切さを伝えるイルカさんの歌とメッセージを楽しませて頂きました。
10月8日から19日にはインドのハイデラバードで第11回生物多様性条約締約国会議(COP11)が開かれます。このCOP11は、2011~2020年の国連生物多様性の10年開始後初の締約国会議であり、また2011~2020年生物多様性条約戦略計画および20の愛知目標採択後に初めて開かれるものでもありますので、2010年の名古屋COP10以降の進捗と実施に関するたくさんの報告が期待されています。
自然と自然の偉大な恵みに感謝しつつ、 今夜のイルカさんのコンサートをともに楽しみましょう。


