

まあるい地球コンサート2011 Vol.2
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●中京大学文化市民会館 オーロラホール 2011年11月6日(日)
ゲスト:南こうせつ,伊勢正三,神部冬馬
●メッセージをいただいた方 IUCN事務局長 ジュリア・マートン・ルフェーブル スピリチュアリスト 江原啓之 日本サッカー協会理事 岡田武史 衆議院議員・前環境副大臣 近藤昭一 環境大臣 細野豪志 (敬省略) |
本日は2回目となるこのコンサートにご来場ありがとう御座います。
昨年、愛知・名古屋で開かれた国際会議COP'10では、日本から提案された「愛知目標」が国連で採択されました。それを受け「地球生きもの委員会」は発展的に「国連生物多様性の10年日本委員会」と改組され、私は再びその委員となりました。
この地球の為に頑張ろう! と思っていた矢先「東日本大震災」が起き、日本は大打撃を受けました。しかし、草花は芽ぶき私たちに命の力を教えてくれましたね・・・。
10月からは被災地の皆様に向けてのコンサートやふれあい活動(大船渡・釜石・北茨城・会津若松・いわき・仙台・石巻)も始めています。「歌って欲しい」とのご希望が一番多く届いたからです。
これからも私は大自然の中の命として歌を創り歌ってまいります。
心から感謝を込めて・・・。
IUCN国際自然保護連合 親善大使 ・中央環境審議会野生生物部会委員
・環境省地球いきもの応援団 ・やまなし大使 イルカ
メッセージをいただきました。
日本にとって大変なこの一年に、日本のIUCN親善大使として、歌や啓発イベントを通じてIUCNの取組みを支援してくださっている
イルカさんに心よりお礼申し上げます。今年は国連によって国際森林年(F o r e s t2011)と定められています。I UCNも16億を超える世界中の人々に食糧と生活の糧を与えるというだけではない森林の重要な役割について啓発を行い、これを支援しています。私たちが生きていくために必要な空気、食糧、水、医薬品、さまざまな地球上の生命、私たちの現在そして未来を左右する気候、これらすべてに森林は役割を果たしています。2011年は、世界中の人々が、地球上の生命、すなわちあらゆる人々と生物多様性にとっての健全な森林の価値を認識する1年になるでしょう。
また今年は、イルカさんのシンガーソングライターとしてのキャリアの40周年でもあります。これまでも、そして現在も、イルカさんは豊かな経験と環境に対する情熱、才能をもって、IUCNの「自然を尊び、保全する公平な世界」の実現への取組みを支援してくださっています。
本日は、イルカさんのコンサートを私たちと一緒に楽しみましょう。そしてジャングルや森、マングローブ林など世界のさまざまな森林の素晴らしさと、こうした森林が人間や地球にもたらす贈り物の大切さを噛みしめましょう。
今ほど、この地球上の「いのち」について深く考えさせられる時代はないように思います。
自然崩壊など様々な問題に直面している今、これから先の未来について考える分岐点に立っているのではないでしょうか。「まあるい地球」に生まれた私たちにできることは何でしょう?
イルカさんの活動、そして、温かい歌に触れることで、きっと皆さん、「心」でその答えを受け止めていかれることと思います。
ご盛会、お祈り申し上げております。
今年の震災で、私達はずっと気づいていたが「とは言っても」と見ないようにして来た事を、見ざるえなくなった。こんな豊かな生活いつまでも出来るの?地球は大きくならないのに人口爆発しているの大丈夫?大人口の中国とインドが驚異的に経済発展しているけど、、。今、「とは言っても」と言うことなく、石油と水どちらが大切かと言うような本質を見なくてはいけない。
なごり雪が降るときを知るために。
イルカさんには、地球いきもの応援団員として、昨年の生物多様性条約COP10の成功に向けて大きなご協力をいただきました。歌を通じて、世界中の人々に「いのち」の大切さを訴えるイルカさん、パワーに感動しました。
今年からは、COP10での合意を具体的に実現していくための、国連生物多様性の10年が始まっています。
IUCN親善大使であるイルカさんの歌がさらに、人々の心をつないで、生物多様性の保全に取り組む仲間の輪を広げてくださること、そして震災復興のための力となることを期待しています。
パンフレットにメッセージをお願いしましたが、日程的にとてもお忙しい時期でしたのでコンサートの当日に合わせてメッセージをお届け下さいました。 |
細野環境大臣より メッセージをいただきました! |
IUCN親善大使のイルカさんには、生物多様性の保全のために日頃からご活躍いただいています。昨年のCBD-COP10の際には、イルカさんのコンサートに参加された皆さんの気持ちが大きな環となって、会議の成功につながりました。
今年から愛知目標の達成に向けて「国連生物多様性の10年」が始まっています。「国連生物多様性の10年日本委員会」のメンバーでもあるイルカさんの歌声に込められたメッセージが、多くの皆さんの心に届けられ、人と生きものが共生する社会の実現に向かって、様々な分野で力強い行動に結びついていくことを期待しています。
環境大臣 細野 豪志
